2007年05月09日

引渡し

引渡し

先月の末に彦根で完成した住宅の引渡しをさせていただきました。朽木の針畑で一昨年の秋にMさんご家族が立ち会って丸太の伐採から関わっていただいた「顔と顔が見える信頼の家」です。

引渡し

住まい手と山主と造り手の想い
家族が健康で安心して暮らせるそんな住まいがほしい、先祖から受け継ぎ自分が育んできた木が近くの家に活かされる、住まい手の想いをかたちにする、地域や山のこと、木や素材のこと、職人の技や智恵などを活かしきった図面を描く、木を活かし、人間力と技とで組み上げる木組みの家、こんな互いの想いを込めた家づくりの始まりに、朽木の山で120年もの歳月で育まれた杉材の伐採に全員が集うことができました。最初にMさんご家族により杉苗を植林していただき、神事をしての伐採は、杉丸太が倒されたと同時に感動と想いが伝わってきました。

上記はその時の私の日記なのですが、住まい手と造り手そして関わった全ての人達の想いがかたちになり完成できた喜びの日でした。





Posted by tokuさん at 08:51│Comments(1)
この記事へのコメント
またブログ楽しみにしています
Posted by 享ちゃん at 2007年05月12日 15:55
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