2006年05月10日

村祭り

村祭り

毎年4月の終わりに氏神さんのお祭りがある。
昨年、1年生になった長男が御幣を担ぐ役をおおせつかり、初めて参加させていただいた。
今年は、次男4歳も共に御幣を担がせてもらい、お父さんも神輿の担ぎ手として参加させてもらった。

私にとっての祭りのイメージは、実家の播州の秋祭り。
勇壮な大きなヤッサ(屋台)が10数基、神社の境内で練り合わされ、境内を埋め尽くす観客もそれに合わせて押したり引いたり。
大きな太鼓の音がお腹の底にガンガンひびいてくる感じ。
これこそ祭り!と思っていたのに・・・

ここの祭りは、1町(約150世帯)だけで行われる。
神社には2基の神輿が並べられているけれど、担ぎ出されるのは1基のみ。
担ぎ手が減ってしまって、もう何年も2基そろって出されたことはないらしい。

神社からお旅所までは、大人が普通に歩くと10分くらいの距離。
けれどその道は、田畑や里山に囲まれ、家もほとんど見えない美しい場所にある。
そこを、御幣を持った8人の男の子を先頭に、お稚児さんの4人の女の子、子供神輿とその親たち、神事を司る裃の大人達、そして最後に大人の神輿1基が行列する。

何とのどかで、かわいらしい祭りだろうと思う。
思わず、
♪村の鎮守の神様の、今日は楽しいお祭りだ、ドンドンチャッチャ ドンチャッチャ
  朝から聞こえる笛太鼓・・・♪  と口ずさんでいた。

ここのところ、神輿の担ぎ手も減り、太鼓をたたける人は数人だけになってしまい、このまま続けるかどうか話し合っているらしいが、何とか続いていってほしいものである。


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