2008年06月11日
四国へ研修に行く (香川県)
安曇川流域・森と家づくりの会のメンバー22人で四国へ一泊二日の研修に行って来ました。
今では普通に杉材を横架材(梁や桁)として使うようになりましたが、滋賀では一般的に松材が使われていました。
松が使われなくなった理由として、松枯れが進み日本の松が危機にある。酸性雨や害虫による影響が大きいようですが、日本には松が似合います何とか松を育てたいものです。
もう一点は外国産(米松)を輸入していたが中国が大量に買い占めていることや、環境面から規制がかかり入手しにくくなったがあります。しかし日本の気候風土にはもともと米松は合わなかったので良いと思います。
今回の研修の目的には、安曇川流域の森にある杉を有効に活かして使うことで、地域が良くなるにはどんな方法や考え方が必要なのかを、街で木の家づくりをする大工や設計士、山で森を育てる山主や森林組合、びわ湖や森林を守る行政の人、そして消費者の方と共に学ぶことが一番の目的です。
四国では古くから杉を使い家を建てることが一般的に行われていました。その点からしても先進地なのですが、香川県の六車工務店さんは戦後植林された杉材(強度や数量や質が落ちてきている)を活かして使うことを実践されています。軸組みの強度そして建物のデザインや機能が洗練された建物を見学させていただきました。六車工務店の皆さんありがとうございました。
峰山の家そして琴平の家の施主さんには、お住まいになっている家なのに本当によく受け入れていただけたことを感謝いたします。施主さん設計士さん六車工務店さんの信頼関係からも大きな学びがありました。
香川県の四国村で昼食 もちろん讃岐うどん お店は「わら家」で釜揚げでいただきました。

四国村にある土佐漆喰の外壁(水切り庇つき土蔵)土佐の雨から壁を守る

六車工務店の作業場 多くの杉材が所せましと積まれてありました。

熱心に説明していただいた六車親方 家や木材のことだけではなく人としての生き方など教わることが多くありました。

琴平の家 外観 内観


二日目は高知で山のことを研修しました。
今では普通に杉材を横架材(梁や桁)として使うようになりましたが、滋賀では一般的に松材が使われていました。
松が使われなくなった理由として、松枯れが進み日本の松が危機にある。酸性雨や害虫による影響が大きいようですが、日本には松が似合います何とか松を育てたいものです。
もう一点は外国産(米松)を輸入していたが中国が大量に買い占めていることや、環境面から規制がかかり入手しにくくなったがあります。しかし日本の気候風土にはもともと米松は合わなかったので良いと思います。
今回の研修の目的には、安曇川流域の森にある杉を有効に活かして使うことで、地域が良くなるにはどんな方法や考え方が必要なのかを、街で木の家づくりをする大工や設計士、山で森を育てる山主や森林組合、びわ湖や森林を守る行政の人、そして消費者の方と共に学ぶことが一番の目的です。
四国では古くから杉を使い家を建てることが一般的に行われていました。その点からしても先進地なのですが、香川県の六車工務店さんは戦後植林された杉材(強度や数量や質が落ちてきている)を活かして使うことを実践されています。軸組みの強度そして建物のデザインや機能が洗練された建物を見学させていただきました。六車工務店の皆さんありがとうございました。
峰山の家そして琴平の家の施主さんには、お住まいになっている家なのに本当によく受け入れていただけたことを感謝いたします。施主さん設計士さん六車工務店さんの信頼関係からも大きな学びがありました。
香川県の四国村で昼食 もちろん讃岐うどん お店は「わら家」で釜揚げでいただきました。
四国村にある土佐漆喰の外壁(水切り庇つき土蔵)土佐の雨から壁を守る
六車工務店の作業場 多くの杉材が所せましと積まれてありました。
熱心に説明していただいた六車親方 家や木材のことだけではなく人としての生き方など教わることが多くありました。
琴平の家 外観 内観
二日目は高知で山のことを研修しました。
Posted by tokuさん at 21:09│Comments(0)
│ワークショップ